「アイキャッチ画像」は、いわばブログ記事の表紙にあたる部分です。
読者の目を引き付けるための画像であることから、アイキャッチ画像と呼ばれています。
この記事を読めば、誰でもアイキャッチ画像の作り方からデザイン方法までマスターできます。
おしゃれなアイキャッチ画像で自分の記事をアピールしてみましょう!
Contents
スマホでアイキャッチ画像を作るための準備
アイキャッチ画像を作るために必要なアプリと素材をそろえましょう。
スマホで編集するので、スマホで撮った写真やイラストを使用するのもおすすめです!
使用するアプリはコレだ!
今回使用するのは、Phonto というアプリです。
このスマホアプリの特徴は、日本語フォントの種類が豊富なところ!
操作も簡単で使いやすいので、まずはインストールしましょう。
わたし自身、このスマホアプリを使ってアイキャッチ画像を作成することが多いです。
使い方に慣れるとPCよりも感覚的に操作ができるので、画像の作成にかかる時間が大幅に軽減できています。
実際にこのスマホアプリで作ったアイキャッチ画像はこちらになります。
過去に投稿されている記事のアイキャッチ画像はほぼスマホで作成されているんです。
PCでアイキャッチ画像を作る場合は、Canvaというサイトを利用しています。
Canvaの使い方については、りゅうさんのブログ【りゅうた学】で分かりやすく解説されています。
Phontoを使用すれば、Canvaと変わらないクオリティのアイキャッチ画像を作ることが可能です。
そのため、スマホとPCを併用して効率的に作業をするのもおすすめです。
スマホを活用することで、記事更新の作業を効率的におこなうことができるのは、兼業ブロガーとしてはとても助かります。
限られた時間のなかで最大のパフォーマンスを発揮するためにも、外出先のスキマ時間できる作業は率先して取り入れていきたいですね。
便利なフリー素材サイトをご紹介
オリジナル画像だけで画像を作るのは難しいので、フリー素材を使用します。
わたしは以下のサイトを愛用しています。
イメージに合う画像が見つからない場合は、グーグルの検索窓から直接検索しています。
「イラスト フリー素材」「写真 フリー素材」などの文言を入れて検索してみましょう。
画像をダウンロードする場合には、商用利用無料・帰属表示の必要のない画像を使用しましょう!
スマホで簡単!アイキャッチ画像の作り方
今回は2つの実例をもとに、アイキャッチ画像の作り方を解説します。
無地の画像に文字を入力するパターンと、写真を背景に文字を入れるパターン。
どちらも王道なので、デザインが苦手な方はこのパターンを覚えておけば間違いなし!
プレーン画像から作る
まず、アプリを起動してみるとこのような画面が出てきます。
カメラのマークをタップして、プレーン画像を選択しましょう。
画像の選択画面にうつるので、左上の真っ黒な画像を選択。
次の画面で、お好みの画像サイズを指定しましょう。
わたしのブログで使用しているアイキャッチ画像は1920×1080です。
カスタムボタンを押して自由なサイズを指定します。
次は背景の色の選択です。
用意された色の中からお好みの色を指定します。
下にある詳細設定で、より細かく色を指定することもできます!
背景の色を決めたら、右上のマークをタップして使用するを選びます。
これで下準備が完了しました。
次は、本格的にデザインを決めていきます。
まずは文字の入力方法から!
どこでもいいので画面上をタップしましょう。
すると、「文字を追加」という吹き出しが現れます。
吹き出しをタップすると文字の入力画面が表示されるので、文字を入力してください。
画面左下のフォントをタップすると種類豊富なフォントが現れるので、お好みのフォントを探しましょう。
今回の画像では、ゲーム画面をイメージさせる個性派フォント「じゃっきーふぉんと」を使用します。
入力画面の右下にある完了ボタンを押すと、編集画面に入力した文字が現れます。
文字をタップすると出てくるグレーの画面で細かな設定が可能です。
「スタイル」から文字色を変更してみましょう!
文字色をホワイトに設定してみました。
もう一度、文字をタップしてグレーの選択画面を表示させます。
文字のサイズを大きくし、画面中央に移動してみます。
~操作の解説~
●文字サイズ変更
サイズをタップし、
丸いボタンを左右にスライドさせて変更。
または、
プラスとマイナスのボタンをタップで変更。
細かな変更をする時には、プラスマイナスボタンが便利です。
●文字の移動
基本的には、文字をタップしながらスライドして移動。
しかし、他にも便利な機能が!
グレーの画面の移動をタップすると、カーソルが出てきます。
カーソルをタップすることで微調整が可能です。
中央や端への移動は、
カーソル右下「レイアウト」から自動で移動が可能。
続いて、スマホのイラスト素材を追加します。
画面左下のボタンからメニューを開き、画像を追加をタップします。
するとカメラロールが開きます。
追加したい画像を選択しましょう!
イラストはフリー素材サイトで紹介したいらすとやさんからお借りしました。
ここまでの操作をマスターすれば、基本的操作は完璧です!
ここから、デザインをさらにかっこよくする作業へ。
スマホの画像に重なる「ス」の文字を追加。
オレンジ色に変更し、他の文字よもサイズを大きくします。
先ほど入力したタイトル文字に「ス」を入力していたため、グレーメニューの「文字」から不要な文字を削除します。
▼ このボタンです ▼
さいごに下線を引くのですが、通常の下線の引き方だと文字の設定と同様の下線が引かれます。
そのため、色や透明度の調整ができません。
今回は少し工夫した方法で下線を引きます。
▼通常の下線の引き方はコチラ
画面左下のボタンをタップし、アイテムを追加を選択します。
すると、さまざまな図形が出てきます。
今回は、この中の四角形を使います。
四角の図形が現れたら、図形を選択。
サイズを横に広げ、線のような図形に変形させます。
図形の透明度を少し上げたら、今回の画像は完成です!
右下のボタンから画像を保存しましょう!
画像を背景にして作る
画像を背景にしてアイキャッチ画像を作る場合、スマホの画像編集で16:9に切り取ってから使用しています。
わたしのアイキャッチ画像サイズ「1920×1080」の縦横比率が16:9だから、という理由です。
画像のサイズはお好みで編集していただければと思います。
では作成スタート!
今回使う背景の写真は、紹介したフリー素材サイトPixabayからダウンロードしました。
起動画面から画像を取り込みます。
ここで、今回のアイキャッチ作成の要点を説明します。
- 透明度の高いうすめのグレーを画像全体にのせる。
- 上から濃いめのグレーを帯のようにのせる。
- 濃いめのグレーの帯に文字をのせる。
基本操作をマスターしていれば、このアイキャッチは簡単に作れます!
まず、透明度の高いうすめのグレーを画像全体にのせます。
画面左下の三重線のボタンから、アイテムを追加。
四角形を選択します。
四角をタップしてメニューを表示させ、色を選択。
色を薄いグレーに設定し、透明感をつけます。
画像全体を覆ったら次のステップへ。
上から濃いめのグレーを帯のようにのせます。
先ほどと同様に、四角を追加して色を編集します。
グレーの色を先ほどよりも暗い色に設定し、透明感をつけます。
あとは文字を挿入するだけ!
今回使用したフォントはシックでおしゃれな「はんなり明朝」です。
保存ボタンを押して、これにて完成です。
お疲れさまでした!
人を引き付けるデザインのコツ。裏ワザがあります。
ここまで、王道のアイキャッチのデザイン方法についてご紹介しました。
しかし、読者を引き付けるためには、どんな素材を使ってどんなデザインをすべきなんだろう…
そんな悩みに立ち止まってしまった方に朗報です!
デザイン初心者が人を引き付けるデザインを作り出す裏ワザがあります。
それはTTP。
徹底的にパクるです(笑)
では、なにをパクるのか。
なにを参考にデザインしたらよいのか。
それは、あなたのブログの読者層が利用しているであろうサービスです。
例えば、女性向けに発信している場合。
- 女性向け雑誌
- メイク用品や美容品の広告
- ファッション・メイク関連のインスタグラマーの投稿写真
- ファッション・メイク系YouTuberのサムネイル
パッと思い浮かべただけで、参考にできそうなものはこれだけあります。
思い浮かんだサービスを並べましたが、これに年代やジャンルなどを加えるとさらに絞り込めるはずです。
このように、身近にデザインの参考は転がっています。
また、人の目につくデザインを考えたいのであれば、電車内広告や町中の広告を参考にするのをおすすめします。
電車に乗っていて、デザインが印象的でなぜだか覚えている広告ってありますよね。
そういった広告を見かけたときに、何が理由で目に留まったのかを考えてみてください。
文字の使い方なのか、余白の使い方なのか…
はたまた、キャッチコピーの文章の力なのか。
文字量はどれくらいだったか。
背景色は何色だったか。
様々な視点から考えてみると、勉強になります。
普段の生活でアンテナを張ることで、デザインで悩む日々から脱却できます!
アイキャッチのフォント選び、これを選べば間違いない!
『フォントの種類が多くて選べない・・・』
そんなアナタのために、これを選んでおけば間違いない!というフォントをご紹介します。
かわいい、優しい印象のフォント
『やさしさゴシック』は、その名の通り、優しい柔らかな印象のフォントです。
アプリの使い方を説明する画像で使っているフォントは、やさしさゴシックです。
女性に向けた内容や、ハートフルな話題などのアイキャッチと相性がよいです。
『01フロップデザイン』は、やさしさゴシックよりもフラットなデザイン。
やさしさゴシックよりも万人受けするおしゃれ感があります。
幅広い用途で使える万能フォントです!
洗練されたシックなフォント
『はんなり明朝』は明朝体のもつ堅い印象を、ほどよい抜け感でおしゃれに演出してくれます。
フォーマルな内容や、大人向けに発信したい場合にピッタリなフォント。
カッチリおしゃれにキマります!
『遊ゴシック体 ミディアム』は、ゴシック体の中でもずば抜けてシックなおしゃれさんです。
はんなり明朝よりも癖がないので、迷ったらコチラを使用するのをおすすめします。
大人向け万能フォントです!
インパクト重視なフォント
このアプリの特徴でもある、インパクトあるフォント。
「ドラゴンバード」「ドーナツショップ」「アストロ」
他にもまだまだ個性派、揃ってますよ!
これらのフォントの欠点は、カタカナ入力のみの対応であること。
部分的に使うでもよし、すべてカタカナでインパクトを狙うのもよし!
使いこなせるとデザインの幅がグッとあがるので、ぜひ挑戦してみてください。
『スマホで簡単、アイキャッチ画像の作り方』のまとめ
スマホでアイキャッチ画像が作成できると、移動中などの短いスキマ時間でも作業ができます。
また、自分の使うフォントや、背景のパターンをテンプレ化するとサクッと簡単にアイキャッチ画像が作れます。
PCに向かえる時間を記事のライティングに費やすためにも、積極的にスマホを活用してみましょう!
デザインが苦手だな…という方は、今回ご紹介した基本のアイキャッチデザインを活用してみてください。